TAKE! ABI 2012 今年も全国12ヶ所14会場にて開催。詳しくはこちらへ『TAKE! ABI 2012』

一定の距離を歩くとふくらはぎや太ももが痛くなる・・・
足の冷えやしびれが気になる・・・
そんな悩みを抱えているみなさん、足の血圧を測ったことはありますか?

足の動脈が細くなったりつまったりして起こる「閉塞性動脈硬化症」という病気があります。病気の主な原因は「動脈硬化」ですが、この病気の場合、心臓や脳の血管にも病気のある頻度が極めて高いことが知られています。
近年、食生活の欧米化や運動不足、急速に進行する社会の高齢化・糖尿病患者さんの増加などを背景に、動脈硬化性の血管の病気が急増しています。
心臓の血管(動脈)が細くなったりつまったりすれば「狭心症や心筋梗塞」、脳の血管で同じことが起これば「脳梗塞」、足の血管で起これば「閉塞性動脈硬化症」。
つまり、これらはまったく別々の病気ということではなく、全身で起こる動脈硬化症の「一部分症」なのです。
 一般社団法人 日本心・血管病予防会では、「動脈硬化は全身病」という認識を高めるべく、市民公開講座の開催や血管健診の推進、また動脈硬化性血管疾患の早期診断の窓口として、今回のようなイベント開催などの啓発活動を積極的に行っております。
昨年も敬老の日に、新宿区にて同様のイベントを開催したところ、ぜひ来年も行って欲しいという声を沢山の方々からいただきました。またこの様子はNHKニュースでも取り上げられ、後日特集番組が放映されました。
今年度は、これら予防会の趣旨に御賛同頂けた専門医らの協力を得て、全国7か所(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・岡山・福岡)にて同時開催の運びとなりました。
両手・両足の血圧を測るという簡便かつ安全な方法で、動脈のつまり具合や血管のしなやかさがわかります。検査は無料で行い、異常のある方は簡単な医療相談も合わせて行いますので、この機会にぜひご参加いただけますよう、御案内申し上げます。
© 2011 一般社団法人 日本心・血管病予防会