高齢社会の進行と相まって、近年、加齢や運動不足に加え、過食等による動脈硬化を原因とした脳血管障害や心疾患、血管疾患が著しく増加しています。改善に向けた日常生活における管理の重要性が問われています。
「自分の健康は自分で守る時代」といわれて久しい半面、まだまだ市民レベルでの健康や健診に対する認識が不十分です。
この度、多くの医療関係者や有識者からのご理解とご支援をいただき、「一般社団法人 日本心・血管病予防会」を設立し、国民の医療の向上に貢献する運びとなりました。
日本心・血管病予防会 理事長
(国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授
山王メディカルセンター血管病センター長)
重松 宏
1972年東京大学医学部卒業後、同大学附属病院第一外科入局。東京大学大学院医学系研究科血管外科学分野助教授、同大学附属病院中央診療部門長等を経て、2004年に東京医科大学外科学第二講座主任教授となる。日本血管外科学会理事長、日本脈管学会理事長、第11回アジア血管外科学会会長、第4回国際血管学会連盟会長等を務める。