日本心・血管病予防会10周年記念講演会

〜ここまで進んだ血管病治療〜

令和 2年12月21日(月)〜

日本心・血管病予防会

日本脈管学会 / 日本心臓財団

都庁前血管外科・循環器内科 院長 重松 宏 先生

日時:

共催:

座長:

主催:

視聴無料

一般市民対象

日本心・血管病予防会10周年記念講演会

〜ここまで進んだ血管病治療〜

オンライン市民公開講座

10周年記念講演会(オンライン)開催にあたって

理事長挨拶   動画

 日本心・血管病予防会では、急速に進行する社会の高齢化や糖尿病患者の増加などを背景に、動脈硬化性心・血管疾患の急増に鑑み、市民レベルでの心・血管病に対する認識を高めるべく、市民公開講座の開催や血管健診の推進などの啓発活動を行って参りました。平成22年の発足以来、敬老の日を中心として、日本記念日協会から認定を受けた「心・血管病予防デー」に、「Take ABI & Echo」というイベントを開催し、今回で10回目となります。平成25年には、この運動を「心・血管病予防 GREEN IVY 運動」と名付け、3年間にわたり記念日に東京タワーのライトアップを行いました。シンボルマークは「IVY:蔦」です。蔦の葉が心臓の形に似ており、蔦の葉から出る蔓は血管(動脈)をイメージしています。また、GREENは、若さや希望等を意味する明るさを秘めています。この運動には、これまでに延べ50カ所以上の施設で、延べ2万人以上の市民が参加され、血管病への理解を広める一助となっています。

 広い意味での血管病には、動脈疾患のみではなく、エコノミークラス症候群として知られる深部静脈血栓症や下肢静脈瘤、癌術後などに見られるリンパ浮腫なども含まれております。「むくみ」や「冷え」などの症状には、非常に多くの方々が悩んでおられますが、血管病の症状である場合も少なくありません。第10回を迎える今回は、第一線で活躍されている血管外科医の先生方に、血管病治療の最近の進歩についてお話し頂くオンライン講演会を開催することとなりました。

 このようなイベントを契機として、多くの皆様に心・血管病予防の重要性について御理解を頂き、多くの参加者の方々には、予防会会員に御加入いただいて会の運営に御協力賜れば幸甚です。

非営利型一般社団法人 日本心・血管病予防会

理事長 重 松 宏

重 松 宏

(略歴)

昭和47年東京大学医学部卒業、昭和51年東京大学第一外科入局、昭和56年医学博士号取得(東京大学)、昭和59年米国州立 Florida 大学外科留学、平成5年東京大学第一外科学講座講師、平成10年東京大学大学院医学系研究科血管外科学分野助教授、平成15年東京大学医学部付属病院手術部長、平成17年東京医科大学外科学第二講座主任教授、平成23年山王メディカルセンター・血管外科統括部長、国際医療福祉大学教授、令和元年4月都庁前血管外科・循環器内科理事長・院長、国際医療福祉大学客員教授、現在に至る

 

(所属学会等)

日本脈管学会(元理事長)、日本血管外科学会(名誉会長)、日本心臓血管外科学会(元理事・会長)、日本静脈学会(名誉会員)、日本リンパ学会(理事)、日本血管内治療学会(元理事)、

国際血管外科学会連合(元会長)、国際脈管学会アジア部会(元会長)、アジア血管外科学会(元会長)、日本リンパ浮腫治療学会(名誉理事長)など